Q&A

Q1高齢者が服薬できない理由は?

A1①嚥下や認知機能の低下

  ②薬剤服薬に関する不安

  ③剤型、多剤併用

Q2食欲低下や悪心・嘔吐を引き起こす要因となりえる薬剤は?

A2モルヒネ、ドパミン受容体アンタゴニスト(レボドパ、ブロモクリプチン、ペルゴリド、カベルゴリンなど)、片頭痛のエルゴタミンやジヒドロエルゴタミン、抗うつ薬のフルボキサミン、パロキセチン、β遮断剤など

Q3会話の際口腔機能低下・嚥下機能低下・呼吸機能低下を疑う所見は?

A3「口が空いていることが多い」「声に息が混じる・かすれ声・すぎ息継ぎをする」「話しかけると少しせき込みつつ答える」「パ行・マ行・バ行の音をきちんと発音していない」「カ行・ガ行の音をきちんと発音していない」など

Q4腎前性腎障害を起こす病態や薬物は?

A4病態はショック、うっ血性心不全、肝硬変や心房細動など血栓・塞栓症など。薬物は利尿剤、シクロスポリン、NSAIDsなど

Q5腎性腎障害を起こす薬物は?

A5金製剤、ペニシラミン、ブシラミン、抗菌薬(ペニシリン)、抗悪性腫瘍薬(シスプラチン)、造影剤、NSAIDs、ARB、ACE阻害薬、免疫抑制薬(シクロスポリン、タクロリムス)

Q6キノロン系の副作用は?

A6痙攣、QT延長、光線過敏症、低血糖、高血糖、横紋筋融解症、腱障害

Q7認知症の中核症状は?

A7記憶障害、見当識障害、失語、失行、失認、実行機能障害など

Q8BPSDとは

A8認知症の行動・心理症状であり、周辺症状、随伴症状と呼ばれることがある。行動症状には攻撃性、大声や奇声、不穏、興奮、徘徊、性的脱抑制、収集癖などがあり、心理症状には不安、抑うつ、焦燥、幻覚妄想などがある。

Q9ALT、AST上昇の原因となり得る薬剤は?

A9抗結核薬、アセトアミノフェン、免疫抑制薬、ACE阻害薬

QK上昇の原因となり得る疾患は?

A腎不全、糖尿病政治不全、溶血性貧血、火傷、外傷、アジソン病、低アルドステロン症

Q鎮咳・去痰薬のうち(カルボシステイン)は水溶性かつ酸性であり、母乳に移行しにくい。

Qとびひによる皮膚感染症の病変部からの培養される菌の50~70%が(黄色ブドウ球菌)である。

Q国内で問題となっている耐性菌の中で最も多く分離されているのは(MRSA)である。

Q頭痛のうち痛みが片側なのは(60%)である。

QOTC薬における薬物性肝障害の原因は(中枢神経用薬)が一番多い

Q静脈のような血流の遅い環境下で生じる血栓には(心原性脳塞栓症)がある。

Qラテックスアレルギーを持つ患者で可能性の高い食品は(キウイ)である。

Q膀胱尿管逆流症がある場合、尿路感染予防のために(セファクロル)が投与されることが多い

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